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X線光学系

エネルギーが10 keVを超える電磁波をX線という。 X線は物質の透過性が高く、ほとんど屈折を受けない。 したがってレンズを用いた光学系を作ることができない。

ピンホールカメラは光の直進性を利用したカメラであり、X線観測によく用いられる。 光量が十分にあればフィルムに直接記録することができる。 感度を高めるため、MCPを用いたり、X線CCDカメラを用いることもできる。

\includegraphics[height=7cm,clip]{pinhole.eps}

特定の波長で反射率を高めたX線ミラーを用いることにより、反射光学系を作ることができる。 凹面鏡を用いればX線を集光させることができるため、フィルム上に画像を結像させることができる。 X線ミラーはより波長が短く、反射率の高いものが開発されている。

\includegraphics[height=6cm,clip]{mirror.eps}



Keiichi Takasugi
平成25年9月18日