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誤差とは

まず、真の値 $X$ がわかっているとする。 測定値が $x$ であるとき、誤差は

\begin{displaymath}
\epsilon = x - X
\end{displaymath}

と表される。

\begin{eqnarray*}
\epsilon \ & \cdots \ 絶対誤差 \\
\frac{\epsilon}{X} & \cdots \ 相対誤差
\end{eqnarray*}

誤差の発生のしかたによって2つに分けることができる。
系統誤差 $\ldots$ 原因を分析することにより、原理的に取り除くことが可能な誤差
    理論誤差、機械誤差、個人誤差などによる一定方向への偏り
\rotatebox{90}{$\Leftrightarrow$}    
偶然誤差 $\ldots$ コントロールできない原因によってランダムに発生する誤差
    過失による誤差もこれに含まれる
測定の正しさを表わすのに2つの言い方がある。
正確さ (accuracy) $\ldots$ 偏りの少なさ、系統誤差の少なさ
\rotatebox{90}{$\Leftrightarrow$}    
精密さ (precision) $\ldots$ ばらつきの少なさ、偶然誤差の少なさ



Keiichi Takasugi
平成24年2月9日