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線路要素
あたり
および
の素子からなる分布定数回路について考える。
電圧および電流の変化率は
これから次の伝搬方程式(電信方程式)が得られる。
ここで
とおくと、この解は
これから
ここで
は振動の位相を表わす。
位相が一定であるようなところは波面である。
これを
で微分すると
位相が伝搬する速度は
ここで符号は波の伝わる方向を表わす。
また電流は
線路の特性インピーダンスは
Keiichi Takasugi
平成24年2月9日