偏光量子もつれ光子対の生成および原子への保存実験

 偏光もつれ光子対は量子鍵配送等に使われており,量子情報処理分野において重要な "情報の担い手" です.我々は偏光もつれ光子対を発生させ,87Rb原子中に保存する実験を計画しています.本研究は2009年度より開始し,現在は偏光もつれ光子対を発生させるための光源 (波長397.5 nm) の開発を行っています.波長795 nm のレーザーの第2高調波発生によってこの光を得る予定です.